書キグルイ

クルちゃんの雑日記。色々なこと書いていきます。キーワード:思考、看護、ADHD夫、ペット、料理、ボルタリング、一眼レフ、アニメ、読書、北海道、食べ歩き

20歳の自分に受けさせたい文章講義

今回、文章の書き方の勉強をする上でとってもいい本を発見したので、ご紹介します。


こんな人に読んでほしい!

・自分の目指す文章を考えたい
・わかりやすい文章を書きたい
・説得力のある文章を書きたい

学びになった文章

本を読むにあたっては、手当たり次第に読んでみること。……自分が好きな"嫌い"と感じた理由を、徹底的に掘り下げてみよう。……書き手としての自分がどうありたいのか、これからどんなところに注意すべきなのか、様々なことが明らかになるはずだ。
引用: 20歳の自分に受けさせたい文章講義

なるほど、これは確かにそうなのかもしれません。
嫌いなものがわかれば、それを裏返して好きなものを知れる。好きなものがわかれば、目標とすべきものが決まる。目標が決まれば、実践ができる。
嫌いばかりでは、成長はないと思う人もいるかもしれません。しかし、嫌いと感じるものを無理に読んでも、頭には入ってきません。嫌い故に、そこから学ぶことはできません。
自分の好き嫌いをはっきりさせて、目標をはっきりさせる方がよっぽど良い経験になるはずです。

ちなみに、私が嫌いと感じるのは「根拠もないのに、経験でそうなると決めつけるような本」です。「根拠もないのに、何を偉そうに」となってしまいます。
つまり、主張の根拠が曖昧だと好きになれないのです。
裏を返せば、主張の根拠がしっかりと示されている本が好きと言えます。
好き=目指すところ。
私が目指すべきところは「確固たる根拠が述べられている文章を書く」というところにあると言えます。

説得力のある文章の書き方

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」では、「主張→理由→事実」といった構成を取ることで文の説得力が増すと述べています。これをマトリョーシカ構造と呼んでいます。
また、読者からの反論を文章の中に組み込み、更に反論を重ねることで、説得力を生み出すとも述べています。

私はこの説得力のある文章の書き方を「なるほど」と、何の疑問も持たずに受け取ってしまいました。
しかし、実践できなければ意味がありません。
実際に例題を使って練習をしてみようと思います。

主張
ダイエットに食事制限は禁物だ

理由
栄養バランスが偏ることで、綺麗になるというダイエットの目的が果たせないから

事実
食事制限をすることで栄養を取れない
食事制限をすることで体力が落ちて動けない
栄養が偏ると肌が荒れる
栄養が偏ると痩せるだけで老ける
栄養が偏ることで筋肉が落ち、基礎代謝の低下を招く

反論
食事制限をしなければ、カロリー消費ができない

再反論
体調不良や基礎代謝の低下を招くので、効率的なダイエットには適正な食事は必要
カロリー消費は食事だけでなく運動でもできる

結論
ダイエット中でも適切な食事量は確保すべき

さて、材料が出揃ったところで文章を作ってみます。

体重を落としたいなら、食事をとらなければいいとよく聞くことがある。しかし、私はダイエットに食事制限は禁物だと考える。
なぜなら、栄養バランスが偏ることで、綺麗になるというダイエットの目的が果たせないからだ。
例えば、食事制限をすることで体に必要な栄養素が取れないということになる。
栄養が取れなければ、体力が落ちて動けない。動けなければ、太る。
また、栄養が取れなければ肌は荒れてしまい、体重が落ちても「痩せこけた」という印象になってしまい実年齢よりも高齢に見られてしまう。
更に、タンパク質の摂取量が少なくなれば、必然的に筋肉が落ち、基礎代謝の低下を招く。これはダイエットでリバンドを引き起こす原因となる。
一般的には、食事制限をしなければ、摂取カロリーを抑えることはできないという主張もあるだろう。
しかし、過度な食事制限は、体調不良や基礎代謝の低下を招く。その結果、効率的なダイエットができなくなる。効率的なダイエットをしたいのなら、食事は取るべきだ。また、食事制限だけが、カロリーを抑える方法だとは言い切れない。運動もカロリー消費には打ってつけだ。
もし、あなたが綺麗な状態を維持したまま体重を維持したいというならば、ダイエット中でも適切な食事量は確保すべきなのである。

少しは説得力のある文章になったでしょうか。
ちなみに、もう少し手を加えるとすれば、事実の部分の具体さを加えると、より説得力があるものになります。
例えば、「カフェインを取ることで基礎代謝が上がる」と具体的な成分と効果を伝えると説得力が増します。
また、「筋肉がある人は筋肉がない人より〇%基礎代謝が高い」など具体的な数字を入れる方法もあります。

文章に説得力を持たせるには下記のような点に注意することが大切だとわかりました。今後の文章で意識していきたいです。

1、マトリョーシカ構造で書く。
2、反論を迎え撃つ文章にする。
3、事実の内容はより具体的にする。

まとめ

今回は「20歳の自分に受けさせたい文章講義」で述べられていた文章の書き方のごく一部をご紹介しました。
学校の国語で習うような、文章の書き方には苦手意識がありました。しかし、この本では数学の数式の如く、分かりやすい文章の書き方がまとめられていて、まさに良書でした。
今回紹介したもの以外にもまだまだ目から鱗な内容が沢山あります。
文章に関わる人はぜひ一度読んでみてはいかがでしょう。